ー依存症から回復するとー 依存症の回復に役立つこととは。

Wednesday, May 29, 2013

 スピリチュアル と 飲酒

スピリチュアルとは、カタカナでは結構書きにくいです。グーグルすると、多分色々いかがわしいサイトが挙がってくると思います。日本語にはない言葉なので、訳しにくいです。でも依存症の病気の根源にはこれが関わってくるので、解説しなくてはいけない言葉でもあります。

スピリチュアル( Spiritual )というのは、スピリチュアルな状態、という風に使うことが多いです。心の健康の度合いを説明するときに使えることもあります。スピリチュアルな状態であると、心も健康だと言えます。

アル中でもそうでなくても、「自分で何とかできる。」と思っている時は、その人はスピリチュアルな状態ではありません。

 アル中の場合、酒を飲むまたは問題の最中にいるとき、自分との間には酒しか存在していません。自分と酒、それだけです。スピリチュアルなものは介在しません。

AAのステップ1を見ると、
【私たちは、アルコールに対して無力であり、人生が思うようにいかなくなった、そして私たちはそれを認めた】と言うようなことが書かれています。

ステップ1の主語は『私たち』です。『自分ひとり』が主語になってはステップ自体が始まらないのです。
依存症からの回復は、自分で何とかできる、という思考を放棄する必要があることを認める、ということから始まるのです。AAはステップ1の冒頭の冒頭で、【私たち】という一言だけで、病の中核についてを示しているのです。

再発の過程

1)スピリチュアルな再発
まったく飲むということは頭に浮かばない。飲みたい気持ちでもない。でも、AAの人たちの助言に反発を覚える。言われたことの少しはやってもいいかもしれないけれど、全部は受け入れられない、と思う。『自分で何とかできる』と思って単独行動を始める。相談をしなくなる。

2)精神的な再発
帰り道を変更して、昔通っていた道をわざわざ通る。酒屋に入る。昔の”友人知り合い”の連絡先を探す。 飲酒欲求がおこる。

3)身体的な再発
飲む。飲み始める。飲みつづける。